転職では非正規社員増
総務省の発表によると、2008年10月の完全失業率は3.7%と前月より0.3%改善しました。しかし、有効求人倍率はこのところ毎月下がり続けています。ここで、有効求人倍率とは、公共職業安定所(ハローワーク)で職を探している人の一人当たりの求人件数を率で表したものです。
2008年10月では職を求める有効求職者数が2%増加したのに対して、求人は2.1%下がっています。有効求人倍率も1%を切った状態が11ヵ月継続しており、1%を切った都道府県も39に及んでいます。
全体的に求人件数が少なくなっているのが現況で、今後もこのような状況が続くとみられています。
さて、このように転職を取り巻く状況は日増しに厳しくなっている状況ですが、その中にあって政府による雇用対策が具体化してきました。それによると、派遣社員や期間社員などの非正規労働者が失業給付を受ける場合の条件の緩和などが盛り込まれています。そして、140万人もの雇用を創出する狙いです。なお、非正規社員の派遣が製造業にも解禁となった2004年以降、非正規社員の増加が加速し、昨年2007年においては労働者に占める非正規社員の割合は4割近くになっています(厚労省調査による)。転職においても前職正規で転職後非正規、前職転職後ともに非正規が増えているのが現況です。
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